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新年 あけましておめでとうございます [PEARのプロジェクト開発]


新年 あけまして おめでとうございます!

昨年は,カンクン会議で,気候変動問題への対処のアプローチとして,国連の多国間スキームへのモーメンタムが回復しました.ボランタリーな状態でも,先進国(米国です.日本も?)は 実質的に議定書と同等の数値目標を達成していき,途上国は きちんと 測定・報告・検証することで,実効性と透明性を確保しようとするスキームができることとなりました.日本の得意とする PDCA サイクルをまわすようにデザインすることで,対策の実効性をあげることが可能です.そこに日本の寄与があることを望みます.わたしも,そこに自分の知見を活かすような寄与をしてみたいと思っています.

さて,PEARは,昨年末に プロポーズしていた JICAの「BOPビジネス連携支援スキーム」に採択されました.昨年から共同してきたバングラデシュの Grameen Shakti (あのグラミン銀行グループのひとつで 農村のエネルギーアクセスをミッションとしています)といっしょに,かなり革新的なアイデアを,ビジネスの形にデザインしていきます.BOPとは途上国貧困層で,ビジネスを通じて貧困層のニーズを満たし,援助とは異なる形の開発支援を図るわけですね.

ただ,コストの高い日本人が大勢係わってはビジネスとしてまわりませんし,基本的には薄利多売となるため,よほどうまくデザインしなければ,日本企業は体力のあるかなりの大企業でなければ難しいのが実態かと思います.味の素の ワンコイン販売 などは,いい成功例ですね.

PEARは,このような課題をうまく工夫して解決するように,ビジネスモデルを組んでいます.とくに,BOP層の中でも 最貧層までエネルギーアクセスが可能となるような工夫がちょっと自慢です.もちろん,プログラムCDMも重要なコンポーネントですね.うまくいけば,新しいBOPビジネスモデルとして 他国にモデル展開できるかもしれません.

もうすこしシンプルなモデルですが,従来から続けてきた 中国重慶の貧困農村向けバイオガス・マイクロダイジェスター プログラムは,今年はいよいよ CDMとして登録されると思います.うまく拡大していけるといいのですが...

年賀状を作成いたしました.貧困地域の子供たちの未来にとって,エネルギーへのアクセスは basic human needs の中でもかなり重要なものです.PEARは,それを 再生可能エネルギーで (大きな規模で) 可能とさせることをミッションとしています.

PEAR_ClimeX_greeting_2011.jpg

左上は,バングラデシュの農村の若い女性と彼女の赤ちゃんですね.右下は,四川省の少数民族イ族の貧困農村で,(日本ではもう見ることがなくなった) お姉ちゃんが弟を背負って世話をしているところです.「笑顔をつなぐCDM」ですね.

中国の現場でがんばっている佐々木の年賀状も下に添付しておきましょう.

佐々木さん 2011PEAR年賀1.jpg

佐々木さん 2011PEAR年賀2.jpg

もうひとつ,PEARは,先進国の人々や企業に,このような「社会」および「環境」の付加価値を,(おそらく世界初のものとして)提供していきます.日本で受け入れられるようにがんばりますが,ひょっとしたら欧米でだけ受け入れられるかもしれません.そうなったら寂しいですね.

今年は,数年育てていた果実が熟れてくる年です.今年もよろしくお願いいたします.

松尾 直樹


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